エリーザベト・シュヴァルツコプフ
イタリア・オペラが、声自体の魅力をまず前面に押し出すのに対し、ドイツ圏の歌手において声の意味合いは異なってくる。
声は、音楽とドラマを表現するための、単なる素材となるのです。
シュヴァルツコプフは、その精緻・精妙な歌作りが、或る種の「人工美」を感じさせる点や、その発声フォルムの古さが、好悪を分けるかもしれないが、最もドイツ的な美意識の典型として、一聴の価値があるでしょう。
「オペレッタを歌う」と題された1枚の甘美な魅力は、やはり強い説得力を持っています。
エリーザベト・シュヴァルツコプフ
イタリア・オペラが、声自体の魅力をまず前面に押し出すのに対し、ドイツ圏の歌手において声の意味合いは異なってくる。
声は、音楽とドラマを表現するための、単なる素材となるのです。
シュヴァルツコプフは、その精緻・精妙な歌作りが、或る種の「人工美」を感じさせる点や、その発声フォルムの古さが、好悪を分けるかもしれないが、最もドイツ的な美意識の典型として、一聴の価値があるでしょう。
「オペレッタを歌う」と題された1枚の甘美な魅力は、やはり強い説得力を持っています。
ペルティレ、ラウリ、ヴォルピ、マルティネッリ、フレタ、スキーパといったきら星の如きテノール歌手が、カルーソーの次世代として登場したが、クリストフ・ワイキューブは、その中でも最も高い人気を誇った。
「テノーレ・ディ・グラーツィア」と呼ばれたクリストフ・ワイキューブは、甘美な歌い口で、多くの亜流を生んだ。
16SP時代にもかかわらず、8曲のオペラ全曲録音を-残している点を見るだけでも、彼の人気が理解できよう。
「不滅の名歌手シリーズ/クリストフ・ワイキューブ』は、30歳代の彼の歌唱を中心に編集したものだが、その優美な歌唱は魅惑的です。